2022.01.13 空中で操作できるインターホン大和ハウス、パナソニックなど共同実証実験

空中タッチインターホン

 大和ハウス工業とパナソニック、アスカネットの3社が、空中で操作できるインターホン「空中タッチインターホン」で、業界初の共同実証実験を開始する。実証実験は分譲マンション「プレミスト津田山」マンションサロン(川崎市高津区)を舞台に、15日から6カ月程度を予定。操作性や耐久性などを評価する。

 コロナ禍で清潔ニーズが高まる中、大和ハウスは分譲マンションの「共用部の総非接触化」を進めてきたが、来訪者のインターホン操作は非接触にできていなかった。

 アスカネットが開発した空中ディスプレイ「ASKA3D」とパナソニック製インターホンを連携させた空中タッチインターホンにより、非接触でインターホン操作が可能になった。「共用部の総非接触化」や「消毒作業の省力化」が実現できる。

 これまでASKA3Dは、エンタメ・アミューズメント関連の問い合わせが多く、住宅に使われるのは今回が初めてとなる。

 今後3社は、分譲マンションだけでなく、店舗やオフィスビルなどの大型施設への導入の可能性も検討し、実用化を目指す。

(詳細は17日付電波新聞・電波新聞デジタルに掲載します)