カシオ計算機は、耐衝撃ウオッチ〝G－SHOCK〟の新製品として、初号機のフォルムをフルメタル化した「GMW-B5000」をベースに、さまざまな表面処理を組み合わせ、黒の上質な風合いを表現した「GMW-B5000MB」を3月11日に発売する。価格は7万7000円（税込み）。

　GMW-B5000MBは、ホーニング加工や複数の研磨加工を使い分けて、質感や風合いの違いを生み出した上質なデザインが特長の耐衝撃ウオッチ。時計全体は、ホーニング加工を多用し、ブラックIP処理を施すことでマットな質感を表現している。

　ベゼル側面の凸部やバンドの側面にはヘアライン加工を採用し、メタルの質感は残しつつも光沢を抑えた。ビスやボタンなどにはミラー加工をすることで、艶やかな表面に仕上げている。

　ベゼルの天面は表面のブラックIPをヘアライン加工で研磨を施し、下地のステンレスを露出させる新しい手法を採用。ステンレスの色みと時計全体のマットな質感が調和し、シックな風合いを生み出している。これらのさまざまな表面処理を組み合わせることで、細部に至るまで美しい上質なデザインに仕上げた。

　機能面では、標準電波受信機能に加えて、モバイルリンク機能を搭載。専用アプリケーション「G-SHOCK Connected」を使用し、スマートフォンと連携することで正確な時刻情報を取得できる。また、アラームやワールドタイムなどの各種設定もアプリ上で行えるほか、便利なリマインダーや携帯電話探索機能も備えた。