AI自動ボタン追加

エッジとクラウドで快適

　富士通ゼネラルは、業界初の「スマホリモコンモード」を新たに搭載したルームエアコン「ノクリア」Xシリーズで、ユーザー環境を問わず便利に快適を提供する。

　家の中に無線LAN環境がなくても、専用アプリケーション「ノクリアアプリ」をインストールしたスマートフォンと室内機の無線LANアダプターを直接接続して、リモコンとして使用できる業界初のスマホリモコンモードを搭載した。エアコン1台に対して、最大5台のスマホをリモコン代わりにできる。また、最大10台のエアコンをスマホ1台から操作できる。

　ノクリアは人工知能（AI）も特長の一つ。付属リモコンには「AI自動ボタン」を追加した。従来機には「自動運転」ボタンと「AI機能設定」がそれぞれあったが、AI自動ボタンを押すだけでエッジ（本体）とクラウドの「ダブルAI」による「オーダーメイド快適」を可能にした。

　暖房と清潔の機能も強化している。

　「あったかアップ」機能を新搭載し、「ハイパワー運転」と併用することで、外気温2度時でも最高約55度の高温風で、足元を最高約40度まで強力に暖める。

　Xシリーズは、室内機両サイドのデュアルブラスターと、センターファンが温度の異なる気流を吹き分けて発生させる独自の「ハイブリッド気流」により、床面を這（は）うように部屋の隅々まで暖気を広げる。

　外気温マイナス15度の過酷な環境下でも、運転が可能な設計。

　「ノクリア・クリーンシステム」の機能も強化した。室内機のフィルターにウイルス抑制作用があるコーティングを施した「ウイルカット・フィルター」を新たに採用。フィルター上に付着したウイルスや細菌を抑制し、カビの繁殖も防ぐ。

　独自技術「熱交換器加熱除菌」や「プラズマ空清」も引き続き搭載している。