2022.06.02 【ロボット・ドローン用部品技術特集】インテックとブルーイノベーションが業務・資本提携ドローンやロボットで省人化へ

 TISインテックグループのインテック(富山市)と、ドローンやロボットの統合プラットフォームを手掛けるブルーイノベーション(東京都文京区)は、業務・資本提携契約を締結した。インテックのITプラットフォームサービスや業種に特化したソリューションと、ブルーイノベーションのプラットフォームを組み合わせたビジネスの共創などを進める。

 インテックは金融や製造、流通、公共など、幅広い分野の顧客のビジネスを支える広域仮想ネットワークを提供。2021年からはローカル5Gなどのマルチワイヤレスネットワークにも注力、ワイヤレスDXとともに、現場のDXを支えるインフラ機能の拡張を図っている。

 ブルーイノベーションは、複数のドローンやロボット、各種センサーなどさまざまなデバイスを遠隔で一括制御・統合管理するデバイス統合プラットフォーム「BEP」を独自開発。ネットワークを介して建物や通信といった既存インフラシステムと連携し、インフラ点検や物流・運搬、防災、警備、清掃などの分野を中心に展開。ドローンやロボットによる業務の省人化、自動化やDXを支援している。

 両社は双方の技術を融合し、空間や場所を問わず、常にドローンやロボットが最適に稼働するネットワーク環境を基盤とした各分野のDXソリューションを共同で開発・提供することで、社会課題の解決に寄与すると判断、業務提携を決めた。 

 両プラットフォームの共創のほか、ブルーイノベーションが持つドローン関連の情報と、インテックが持つ全国的な顧客基盤を生かした共同マーケティングを実施。また、両社の顧客に対する互いのソリューション・サービス販売と、個別システムの企画・開発などを想定している。

 例えば、物流業界を対象に倉庫内での棚卸しや搬送業務のロボット化・自動化を進め、さらにドローンによる屋外業務なども含めた物流倉庫内のDXソリューションへと拡張。ドローンやロボットが最適に稼働するネットワーク基盤を生かした、新たなソリューション開発とその社会実装を加速させたい考え。

 ブルーイノベーションの熊田貴之代表取締役社長CEOは「『スマートシティ・ロボティクスプラットフォーム』を共に創り上げていきたい」、インテックの今里直人専務執行役員は「今回の業務提携で、空間や場所を問わないソリューションを幅広く展開し、DX化を支援していく」としている。