2022.07.08 「関西25・30プロジェクト」を始動パナソニック、万博や未来型都市実現へ
「関西25・30プロジェクト」のプロジェクトテーマ、コンセプトロゴ
パナソニックグループは、2025年の大阪・関西万博、2030年の未来型都市「大阪スーパーシティ」などの関西活性化に向けて、関西地区で多くの展開が見込まれる大規模都市開発に様々なソリューションを提供する「関西25・30プロジェクト」を始動する。
同プロジェクトは、25年の大阪・関西万博、また、大阪府が大阪市と共に複数分野の先端的サービスの提供と大胆な規制改革などによって、30年までに世界に先駆け未来の生活を先行実装する大阪スーパーシティ構想の実現を見据え、パナソニックグループが関西企業の一員として、グループ全体で横断的に新規ビジネスやソリューションの創出を目指す取り組みとなる。
プロジェクトテーマは「歓彩共創」、コンセプトは「KANSAI KITEN(かんさい、きてん。)」とし、人々のアクティブな行動や移動の目的となる「歓(よろこび)」と「彩(いろどり)」にあふれた場の魅力を共創し、まちの集客力を高めることで、関西経済のさらなる活性化を目指していく。
また、コンセプトに掲げた「KANSAI KITEN(かんさい、きてん)」は、関西弁の「かんさい、来てん。」をはじめ、関西初の未来チャレンジ「起点」、関西ならではの発信に取り組む「基点」、斬新な発想・創造的な取り組みの「機転」、人情を重んじ、他者を思いやる優しいこころ「気転」、の意味を込めている。
プロジェクトの対象地区は、関西初サスティナブル・スマートタウンとなるSuita サスティナブル・スマートタウン(大阪府吹田市)、大阪市のスーパーシティ型国家戦略特区に指定された二つのグリーンフィールド(夢洲、うめきた2期)、大阪・関西万博や万博跡地周辺(大阪IR)となる。
「パナソニックグループの総力をあげて関西活性化に貢献していく。プロジェクトは24年まで、また万博開催の25年、スーパーシティに向けての2030年までの三つのフェーズで取り組み、B2B、B2G分野でのプレゼンスを高めていく」(パナソニック オペレーショナル エクセレンス ビジネスソリューション本部 宮原智彦本部長兼統合型リゾート事業推進本部長)と話す。