2022.07.13 第一興商、DKエルダーシステム専用機の最新機利用環境の変化に対応

DKエルダーシステム専用機最新機種「FREE DAM LIFE」

 第一興商は、現在、約2万5500カ所以上の高齢者向け施設で利用されている生活総合機能改善機器「DKエルダーシステム」専用機の最新機種「FREE DAM LIFE(DAM-F850+DSR-F85)」を10月4日に発売する。

 同社は、「うたと音楽のチカラ」を使って、楽しみながら継続できる効果的な機能訓練・介護予防のための生活総合機能改善機器DKエルダーシステムを2001年から展開している。この間に生じたさまざまな社会問題や、利用環境の変化に対応すべく、改良・改善を重ね、このほど新商品のFREE DAM LIFE(フリーダムライフ)を投入する。

 進行プログラム数の大幅な追加や、HDMIケーブル接続端子をラックに配置するなど、施設介護職員の業務負荷軽減のために、現行モデルをさらに進化させた。

 ラック重量は、約4キログラムの軽量化を実現。筐体(きょうたい)カラーには、生命感をイメージしたグリーンカラーを採用。曲線を多用したシンプルで優しいデザインに仕立てた。また、施設スタッフに安心して使ってもらえるよう、タッチパネル、つまみ、ボタン、ラックグリップ部などを抗菌対応とした。

 また、FREE DAM LIFE専用アプリ「FREE DAMアプリ」が新たに登場する。DAM本体を操作せずに、スマートフォンなどから、楽曲検索や進行プログラムの作成、登録、予約などが可能となった。

 さらに「離れた施設との交流やセッションを行いたい」という外部レクリエーションスタッフの要望に応え、「リモートセッション機能」(同時遠隔オンラインレク)を実装。複数の施設を運営している介護施設において、同時にリモートセッションが行えるようになった。

 今後も、「アプリ間の進行プログラム共有機能」などの便利で多彩な機能を順次追加する予定。

 第一興商では、FREE DAM LIFEの発売に伴い、「DK Singing Day 2022」を9月6日に東京、9月9日に大阪で開催する。新機能やコンテンツの紹介に加え、介護施設の収益改善や負荷軽減につながる活用方法、ゲストによるトークセッションなど、日々の業務に役立つ情報を届けていく。

 希望小売価格(税込み)は198万円。