クリーナーの実販推進
若手経営者候補向け施策

　4～6月の状況は早めの梅雨明けなど例年とは違うシーズンとなった。エアコンなどの夏季商品は、早期提案を行った。不透明な世界情勢の中で半導体不足の情報も多く、「エアコン早期試運転巡回」を提案して取り組んだ。夏の繁忙期でも安定した商品供給や工事キャパなどを考慮した早めの提案活動を推奨し推進した。

西日本支社総ルートとして前年割れの実績となった。法人ルートは前年以上の実績となったが、量販店ルート、地域ルートで前年割れに終わった。

地域店ルートの4～6月の商品別実績は、主力商品である洗濯機、冷蔵庫などが上海のロックダウンの影響で大苦戦を強いられた。大物商品以外で、物量供給に問題の少ない商品でカバーをしている。

［［高単価商品を推進］］　早期提案をしたエアコンは、前半戦は伸びを出せた。前半ということもあり、高単価商品の推進を頑張っていただいたおかげで、台数より金額が伸長した。また、ほかの商品ではエコキュートなどが物量問題はあったものの大きく前年以上の実績を出せた。

販促は、春～夏にかけて個展を展開。西日本支社管内で5～6月に「初夏個展」として72店で実施、エアコン冷蔵庫中心に推進を図った。

創業祭も管内3店で実施。7月にも1店での実施を予定している。6～7月ふれあい感謝祭（夏個展）も実施し、昨年比で20店以上多くの販売店に実施いただいた。

個展での実販商品はエアコンで、ほかでは冷蔵庫、洗濯機の順となった。各商品とも前年並みの台数となっている。

［［デジタルフェア実施］］　個展ではデジタル技術を活用したデジタルフェアも実施。コロナ禍でリアル来店ではなく、携帯・スマートフォンから商品を見ていただき、購入訴求を推進した。

7～9月にかけては管内販売店の従業員向け・若手経営者候補向け施策でクリーナーの実販推進に注力する。比較的手離れが良いクリーナーの取り組みは夏のエアコン工事時に同時提案できる商材としての狙いもある。

上期は前年比102％を目指す。少しでも上期に実績を上げ、2022年度の予算達成に向け取り組みを推進していく。