2022.10.05 住友化学 自動車の廃プラ再資源化 パイロット設備を導入

リバー社のサイトから

 住友化学は、使用済みの自動車から得られる廃プラスチックの再資源化へ向けて、パイロット設備を導入すると発表した。2023年度中に顧客向けにサンプル提供を始める。自動車分野のリサイクルプラスチックの商業生産を目指し、取り組みを加速させる。

 従来は廃棄物とされるものを製品原料に再利用する「マテリアルリサイクル」の一環。日本では年間約300万台の自動車が解体処理されている。バンパーや内装材などプラスチックは解体後の分別や異物除去が難...  (つづく)