2022.10.28 【東京インターナショナルオーディオショウ特集】ラックスマン 「D-07X」、読み取り精度増加 新SACD/CDドライブメカ搭載
「D-07X」
ラックスマンのPD-191Aは、SAECと共同開発したナイフエッジ機構採用の完全新規設計オリジナル10インチユニバーサルタイプスタティックバランス型トーンアームLTA9-710を搭載。
重量級アルミ削り出しターンテーブル、高精度高トルクオリジナルブラシレスDCモーター、優美な外観など、理想形を細部まで具現化したベルトドライブアナログプレーヤー。
基本構造では、アンダースラング構造(定評あるPD-171シリーズから継承するシャシーを兼務した15ミリメートル厚のアルミトッププレートに、主要なパーツをマウント)と、新たにセパレート制振構造(モーター・トランスの振動源を3.2ミリメートル厚のスチールボトムパネルに設置し、制振ゴムによりフローティング)を併用。剛性と制振性をさらに究めた。
オプションでロングアーム取り付け用ボードやカムサポート式ヒンジ採用のダストカバーなども。価格は99万円(税込み)。
D-07Xは、好評のフラッグシップSACD/CDプレーヤーD-10Xの構成を網羅することで、最良な音質クオリティーを実現しながら、プリメインアンプとの組み合わせにも最適なラインアップの拡充を果たす待望のミドルクラスデジタルプレーヤー。
D-10Xに初採用され、読み取り精度を増した新SACD/CDドライブメカを搭載。シャシーを兼務するサイドフレームとトッププレートでドライブメカを包み込む、強固なメカサポートシステムLxDTMは、D-10X同様にメカ取り付け部をサイドフレームに直接組み付けることで、さらに堅ろう性を増すLxDTM-iに進化した。価格は82万5000円(同)。
PD-151Ⅱの前身機は、高性能なスタンダードモデルとして国内外で高い支持を得ていた。搭載アームメーカーの休眠によりアームの入手が途絶し昨年完了となった。今回、約2年を掛け新たに開発したナイフエッジ機構採用のオリジナルアームを搭載し、MARKⅡモデルとして新発売。価格は39万3800円(同)。