2022.11.15 欧州で半導体の動きが引き続き旺盛 独インフィニオンは7200億円で新工場

インフィニオンの既存のドレスデンの拠点(サイトから)

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 欧州で半導体関連の生産能力増強の動きが引き続き活発だ。欧州でのチップ法による公的支援にも後押しされ、市場の長期的な需要に応える構えだ。

 ドイツのインフィニオンテクノロジーズは14日、拠点であるドレスデンで、約50億ユーロ(約7200億円)を投じて新工場を建設すると発表した。

 マクロ経済や地政学的な状況は警戒しつつも、「自動車や産業、IoTアプリケーション、再生可能エネルギーなどで動きが続く」と見込む。

 またオランダの露光装置大手・ASMLは先週、生産能力増強を発表した。「ファウンドリー(半導体製造を受託する企業)の競争激化などを踏まえ、製品とサービスに対する需要が高まっているるとみる。ASMLをめぐっては、日本の新たな半導体企業「ラピダス」でも、最新製品の確保が話題になっている。

(16日付電波新聞/電波新聞デジタルで詳報予定です)