気候変動で世界の51%以上の海岸線が浸食され、沿岸の地域社会や人々の生活が脅かされている。

　こうした中、生態系と調和した環境に優しいアプローチで海岸浸食を軽減し、海岸環境を守り、地域社会を保護することをミッションに設定している英国企業が、米国企業とタッグを組み、取り組みを進める。

　取り組んでいるのは、米マサチューセッツ州に本拠を置く電源メーカー、バイコーの電源を採用した、ロンドン拠点のCCell（シーセル）社。海洋生態系を遠隔地からリアルタイムでモニタリングできるようにしたもの。

　再生可能エネルギーと電源モジュールを使い、新しいサンゴ礁の成長を促進することで、世界の海岸浸食の回復を図る。エレクトロニクス関連のアワードも受賞した。

（27日付電波新聞／電波新聞デジタルで詳報予定です）