COMPUTEX（コンピュテックス）は、5月30日から6月2日まで台北で開催する。同展は「ともに、無限の可能性を」をスローガンに開催され、IT分野の主要なプラットフォーム（基盤）技術が集まる。

　双方向のプラットフォームを創り出し、将来に向けての技術的なエコシステムの開発を総体的に見いだすことを開催の意義にしている。

　同時に主催者のTAITRA（中華民国対外貿易発展協会）では出展企業以外に、来場者も最適な経験ができるよう各種のサービスを提供する。①基調講演とフォーラム②テックトーク③スタートアップ　ピッチ＆デモ--など多くの催しを企画。同展に総合的な性格を持たせている。

　調査会社ガートナーが2023年の「戦略的テクノロジーのトップ・トレンド」に挙げているように、「サステナビリティー（持続可能な）」が全ての分野に横断的に関連してくる。このため多くの企業がサステナビリティーという目標に向け技術開発を進めているのが現状。

　こうした状況下で開催されるコンピュテックスの「ESGフォーラム」では、炭素排出削減へのソリューションが提案される。

　このため出展企業や来場者は、カーボンニュートラル（脱炭素）を達成するために努力している企業の経験が共有できる。