2023.08.31 ツインバード、自社ブランドのリアル店舗 25年度までに開設へ

2030年までを視野に入れて中期計画を策定

 新潟・燕三条発の家電を手掛けるツインバードが、2025年度までに、自社ブランドの家電などを体験できるリアル店舗の開設を検討していることを明らかにした。今後3年間で家電の開発に33億円を投じ、ラインアップも拡充。家電量販店などでの専用コーナーの設置やポップアップストアの展開の次に、ブランドストアの設置を目指している。

 東京都内で31日に開催した、23年度から25年度までの3カ年の新中期経営計画の発表会で、野水重明社長が明らかにした。

 野水社長は「量販店の店頭に置けるツインバード製品のラインアップを増やし、専門店でショップ・イン・ショップの展開を進めていく」と説明。「ECとショップ・イン・ショップの実績を見ながらポップアップストアの設置を検討し、25年までに自社ストアを展開したい」と話した。

 同社は21年に立ち上げた「匠プレミアム」と「感動シンプル」という家電の2ブランドを中心に、製品開発を加速する方針を示している。

 (後日、電波新聞/電波新聞デジタルで詳報します)