KOAは「～脱炭素社会実現への貢献～」をコンセプトに五つのコーナーを設け、エネルギーに対するさまざまなセンシング技術や、EVや産業機器に向けた大電流検出ソリューション、各種電子機器の高精度・高信頼性に貢献する製品を展示する。

　「風速計測」コーナーでは、同社独自技術により風の強弱を色で可視化する、最大4500ユニットを数珠つなぎ方式で簡単に接続・設置でき、同時測定を可能にした超多点風速計「気流計測システムWindgraphy」（7月発売）を提案する。

　「エネルギー・ストレージ・システム・ソリューション」コーナーでは、シャントと電流検出回路を一体化した高精度電流検出モジュール「シャント電流センサー」を紹介。

　近年需要が急増している電動車（xEV）などで要求される1000V以上の高電圧に対応する「高精度デバイダー HVDP08」、パワー半導体近くに搭載可能な「ワイヤーボンディング対応温度センサー素子 WTP」などの新製品・開発品も訴求する。

　ブースでは「エネルギー・ストレージ・システム・ソリューション」「フォー・ハイ・パワー・アプリケーション」「サーマル・マネジメント」「エア・フロー・メジャーメント」「KOAカーボンフリーチャレンジ」の5コーナーを設ける。