2023.12.07 【新技術】東大の研究グループが不揮発性メモリー素子が壊れる瞬間を可視化 電子デバイスの新たな非破壊顕微解析手法を開発
【図3】絶縁破壊後の強誘電体キャパシターのLaser-PEEM像(左)と走査型電子顕微鏡像(右)の比較。走査型電子顕微鏡の検出深さは1から10ナノメートル程度であり、30ナノメートルの上部電極越しに伝導パスを観察することが困難。一方、Laser-PEEM像では伝導パスが可視化できることが明瞭に示された。この比較から、Laser-PEEMは走査型電子顕微鏡よりも深くに埋もれた層を観察可能であることが分かる