KDDIは、東京都台東区の「au Style UENO」3階に、eスポーツ施設「esports Style UENO」を2月1日に開業する。

　最大の強みは通信環境。ゲーミングPCなどのファシリティにもこだわった。高速10Gbps固定回線を施設専用回線として導入するこだわりも。同施設の特別構成モデルのASUSのハイスペックのゲーミングPCや、ゲーミングモニター周辺機器に加え、オカムラのゲーミングチェアをそろえる。

　ノートンライフロックのゲーミングセキュリティソフトも導入するが、「ゲームオプティマイザー」機能搭載で、プレイ中でもパフォーマンスを落とさずにパソコンを保護する。

　日本eスポーツアワードへの協賛などを行ってきたKDDI。今年、リアルにユーザーと接する施設として、直営店ならではの高品質サービスの提供と、通信事業でアプローチできていなかったZ世代に訴求したい考えだ。

　開業に先駆け26日、完成披露発表会を開き、タレントの倉持由香、ゲーム実況者のドンピシャ、プロゲーマーの板橋ザンギエフらが登場。板橋ザンギエフは高性能にこだわった同施設の設備や仕様に、自宅でも同施設で利用している製品を使いたくなると語った。

　同施設の1階カフェには3階での対戦の模様を見ることができるモニターがある。倉持は「ゲームをしたら糖分補給をここで。80インチのモニターで、1階から3階の様子を観戦しながら見られる」と話した。

（後日の電波新聞/電波新聞デジタルで詳報予定です）