2020.04.22 IFA2020の開催計画を見合わせ 近く新たな計画発表

IFA2019の会場。昨年は約24万5000人が来場した

 9月4日から9日まで独ベルリンで予定されていた欧州最大の家電見本市「IFA(ベルリン国際コンシューマー・エレクトロニクス展)2020」の主催者であるgfu(民生通信エレクトロニクス協会)とMESSE Berlin GmbH(メッセベルリン社)は22日、ベルリン政府の方針に従い従来の開催計画を見合わせ、近く新たな計画について発表すると明らかにした。

 両社によると、ベルリン政府が示した10月24日まで参加者5000人超のイベントを全て禁止するとの決定に従い、様々な代替案について検討を進めてきたという。

 近く発表する新たな計画では、技術革新の世界的見本市として、また参加企業やメディアの重要な集会としての新たなコンセプトの詳細を説明するという。

 19年9月6日から11日まで開催されたIFA2019には約24万5000人が来場。1939者が出展し、総展示面積は16万3900平方メートル。160カ国から報道関係者も訪れた。