2024.05.27 【LED照明総合特集】東芝ライテック 小規模向け無線照明制御システム、リンクレッド エアー提案

リンクレッド エアーの使用イメージ

 東芝ライテックは、昨年12月に受注を開始した小規模向け無線照明制御システム「LinkLED Air(リンクレッド エアー)」の提案に注力する。100台程度の導入を予定するオフィスや商業施設、倉庫などのリニューアルに最適で、省エネ効果が期待できる製品として訴求する。

 LinkLED Airは、無線方式の採用により、エリアコントローラー(親機)の設置や調光信号線の工事が不要なシンプル構造で、導入が手軽にできることが特長。外光や人感センサーによる制御、またタイムスケジュールで管理したい場合など、専用のタブレットのアプリケーション内で自動制御を行える。自動制御が不要なら「シンプル設定機能」で登録時間を短縮することもできる。

 各機器間は電波が途切れにくいという特性があるメッシュ通信方式を採用、2.4ギガヘルツ帯の無線通信で接続している。機器間の通信は目安として半径15メートル。

 照明器具のラインアップは、LEDベースライトのTENQOOシリーズのほか、ダウンライトやシステム天井用のグリッド器具をそろえる。

 29日から東京ビッグサイト(東京都江東区)で行われる「JECA FAIR2024 第72回電設工業展」の製品コンクールに出展する。