2024.06.11 クボタなどが稲わらからバイオ燃料など製造 秋田県大潟村で実証プラント稼働

実証実験施設の外観

 クボタは、京都大学を代表事業者とする環境省「地域資源循環を通じた脱炭素化に向けた革新的触媒技術の開発・実証事業」で、京大や早稲田大学と連携して2022年度から、稲わらからバイオ燃料や肥料(バイオ液肥)を製造して農業や家庭で利用する地域資源循環システムの構築に向けた研究を進めている。

 このほど、日本有数のコメの生産地である秋田県大潟村に実証実験施設を建設し、メタン発酵設備の本格稼働を開始した。大潟村で回収した稲わらからバイオ燃...  (つづく)