コニカミノルタの2025年3月期第1四半期（24年4～6月）連結決算は、売上高は為替の影響もあり、増収となった。事業貢献利益が大幅に改善したが、営業損失、当期損失となった。営業損失には、グローバル構造改革の一時費用も含まれているが、赤字は大幅に縮小した。

　主要事業全てで前年同期比増収となった。デジタルワークプレイス事業はオフィスユニットのA3複合機などハードが前年同期並み、消耗品やサービスなどのノンハードは増収となった。商業印刷などのプロフェッショナルプリント事業は2桁の増収、インダストリー事業は機能材料ユニット、インクジェットコンポーネントユニットが好調だった。画像ソリューション事業、プレシジョンメディシン事業も増収を確保した。

　通期連結業績予想は据え置いた。