味覚の秋ならぬ値上げの秋なのか。帝国データバンクの食品主要195社価格改定動向調査によると、9月の食品値上げは1392品目と5カ月ぶりの1000品目超え。10月は2000品目を超えるという▼冷凍食品など加工食品や調味料、菓子の値上げが目立つ。要因は原材料やエネルギーなどコスト高と人件費上昇、円安の影響も。本体価格への転嫁は限界との見方も強まっている▼少しずつ店頭に並び始めた新米の価格高騰にも驚いた。銘柄を問わず前年からかなりの値上がりで、手を出す...　　(つづく)