大塚商会の2024年12月期第3四半期（1～9月）連結決算は、堅調なIT投資需要を吸収し、売上高が前年同期比11.1％増、営業利益は同10.1％増、最終利益も同10.5％増といずれも2桁伸長で過去最高を更新した。

　柱のSI（システム構築）事業は、パソコンやパッケージソフトが順調に伸び、売上高は同12.7％増の5448億円。

　サポート＆サービス事業は、オフィスサプライ事業「たのめーる」やIT支援総合プログラム「たよれーる」などストックビジネスに引き続き注力し、売上高は同8.1％増の2773億円。

　初の1兆円突破の売上高を見込んだ通期連結業績予想は据え置いた。