パナソニックは、ペットユーザーや子どものいる世帯などで除菌・脱臭効果が高く評価されている次亜塩素酸 空間除菌脱臭機「ジアイーノ」の提案に力を入れる。

　今年は、新製品として、適用床面積が18畳の能力ながら、従来サイズ比（18畳タイプF-MV4300体積比）3分の1を実現したコンパクト・大能力タイプのF-ML4000Bを10月から発売、くらしに合わせ幅広いユーザー層の清潔・快適ニーズに応えていく。

　ジアイーノは、家庭用で現在21畳タイプのF-MV5400-SZ、18畳タイプF-MV4420-WZ（ペットエディション）／同MV4300-SZ、12畳タイプのF-MV2300-WZと、部屋の広さで選べるサイズバリエーションをそろえている。

　コンパクトタイプの新製品F-ML4000B（市場想定価格＝税込み7万6000円前後）は、リビングをはじめ玄関などさまざまな場所での除菌・脱臭に、また2台目需要として訴求していく。

　F-ML4000Bは、加湿機能は搭載していないものの、現行の18畳タイプと比べ5万円強安く、買い求めやすい価格設定でジアイーノユーザーのさらなる拡大につなげる。

　同モデルは、部屋の菌や臭いを除菌・脱臭、集じんもできる1台3役ながら、A4サイズの設置面積で、リビングや寝室、子ども部屋、玄関など場所を選ばず設置できる。

　小さな本体でも従来品（F-MV4300-SZ）同等の次亜塩素酸を生成するため「新・電流制御システム」を開発し、トレー内や、放出する気体状次亜塩素酸の濃度を安全な範囲で高くすることで適用床面積18畳を可能にした。

　従来品では週に1回必要な排水作業が新製品では月に1回に減り、排水トレーも凹凸の少ないフラットトレーにすることで細部まで洗いやすく手入れのしやすさも高めた。本体カラーはホワイトとダークグレーの2色をそろえる。