子どもの頃から興味を持ち、大好きな電子技術を追いかけ報じる職を得て半世紀超▼当初、技術は日進月歩の進化だったが、デバイスが鉱石や真空管から半導体に変わり、デジタル技術発展で今は秒進分歩。「好奇高励者」は学びつつ人生初体験ができる電子産業発展を、楽しみながら追いかけている▼部品やデータ記録メディアで大進化が起きると廃れるモノ・コトもあるが、感性直結のオーディオ分野では奇跡の復活もある。代表格はアナログレコード。国内年間プレス数の底は2009年の10...　　(つづく)