2024.12.18 温暖化で大雪さらに強まる 北大、21年の札幌など影響分析

 地球温暖化の進行で北海道の冬の大雪がさらに強まることが、北海道大の佐藤友徳准教授らの研究チームによる機械学習とシミュレーションを用いた新たな分析で明らかになった。2021年12月に24時間降雪量が50センチを超えた札幌市などの記録的大雪も、温暖化の影響により最大20%降雪が増えた可能性があるという。論文は16日、米科学誌の電子版に掲載された。

 研究チームは、21年12月17~18日に札幌市や小樽市などに降った大雪の日の天気図...  (つづく)