SFチューブを展示　ネットプロテクターSS、ヒートナイフSSも

　品川商工は、配線や基板周りで使用できるワイヤリングアクセサリーの専門メーカーとして創立66年を迎える。創業時から電気・電子機器分野を中心とした配線資材、基板周りのパーツ開発に積極的に取り組み、顧客ニーズに対応してきた。

　「自動車部品＆加工EXPO」では、編組チューブの主力製品である「SFチューブ」、「ネットプロテクターSS」ならびにそれらをカットする工具「ヒートナイフSS」などを出展する。

　編組チューブは編組構造により屈曲性や弾力性、伸縮性などに優れ、軽量で熱や湿気を逃がす効果がある。SFチューブは民生から産業機器まで幅広い分野の配線保護用として50年に及ぶ実績がある。標準品、UL規格認定品があり、それぞれ適用電線径により6サイズを取りそろえる。

　ネットプロテクターSSは自動車、自動二輪車用途に開発され、耐摩耗性に優れていることが特長。各種パイプやホース保護に最適。指定の長さで納入するカット仕上げ品は、独自技術によるラッパ形状挿入部分（世界主要各国にて知財権取得済み）によりスピード装着できることから好評を得ている。

　ヒートナイフSSはこれら編組チューブ用切断工具の新製品。昇温が速く、熱安定性に優れたセラミックヒーターを搭載し、高温の独自刃先が編組チューブをスムーズに切断溶着する。カット面がほつれず、きれいに仕上がる。2カ所の切断面を持つ独自形状の刃先により、切断時の自由度が高く、軽量の本体と併せ連続カット作業の効率化に貢献する。会場では出展規約上、カット実演はできないが、希望があれば後日担当者が訪問し、対応するとして、会場ではデモ実演希望の受け付けを行う。

　同社製品は、いずれもEUが定める特定有害物質の使用制限に関する法律「RoHS指令」対応する。