2025.01.31 日本精工、4~12月連結は増収減益
日本精工の2025年3月期第3四半期(24年4~12月)連結決算は、増収減益。自動車事業は減収となったものの、産業機械事業で増収となったほか、為替が円安で推移したことが影響した。
事業部門別売上高は、産業機事業は、設備投資の需要が緩やかに回復したことで、日本では工作機械向けが増加、米州ではアフターマーケットや半導体製造装置向けが底堅く推移したことにより、前年同期比6.3%増となった。
自動車事業では、グローバル自動車生産台数が下振れしたことで減収。欧州や中国の需要の減少や日系メーカーの生産台数減少の影響を受けて同2.2%減だった。
通期連結業績予想は、2024年10月の発表から据え置いた。