立花エレテックの2025年3月期第3四半期（24年4～12月）連結決算は減収減益となった。

　FAシステム事業では、FA機器分野がインバーターで製品供給の正常化が進み堅調。一方、プログラマブルコントローラーなどは前年が製品供給の回復によって大幅伸長したことによる反動減の影響を受けた。産業機械分野は工作機械と自動化設備が伸長。全体では減収減益となった。

　半導体デバイス事業は、半導体分野がメモリーで大幅に伸長。一方、その他機種は顧客の在庫調整などで減少。電子デバイス分野はSSDなどは伸長したが、その他のデバイス品が減少。全体では減収減益。

　施設事業は、LED照明などがリニューアル需要で伸長し全体では増収増益。その他は、MMS分野、EMS分野が伸長し全体では増収・黒字転換となった。

　通期連結業績予想は前回発表数値を据え置いた。