アイ・エス・ビー（ISB）の2024年12月期連結決算は、増収増益となり、売上高、営業利益、当期純利益とも過去最高業績となった。DX（デジタルトランスフォーメーション）需要を背景にビジネスインダストリーがけん引した。

　分野別では、モビリティーソリューションは、携帯端末・5G関連の縮小の影響を受けた。ビジネスインダストリーソリューションは、DX需要により基幹システム、医療クラウドが好調に推移、また、大型プライム案件の受注も拡大した。

　エンタープライズソリューションは、金融、公共の案件が堅調、プロダクトソリューションもWi－SUN案件が順調に推移した。

　25年12月期連結業績は、売上高は増収を見込むものの、利益は人的資本、本社移転などに伴う費用などを織り込み、減益を予想。