2025.04.30 東京エレクトロン、3月期連結は営業益など最高
東京エレクトロンの2025年3月期連結決算は増収増益となった。売上高、売上総利益、営業利益、当期純利益はいずれも過去最高を記録。売上総利益は初めて1兆円台を達成した。
SPE(半導体製造装置)新規装置のアプリケーション別の売上高構成比は非メモリーが62%、DRAMが31%、不揮発性メモリーが7%となった。また、第4四半期(1~3月)の地域別の売上高構成比は中国が34.3%で最大。韓国が22.4%、台湾が20.7%と続く。日本は8.1%だった。
事業環境の分析(4月時点)では、2025年はAI(人工知能)サーバー向け需要に伴う最先端ロジックと広帯域メモリーが投資をけん引。26年もAIサーバー向けの需要が持続し、2ナノメートル半導体量産に向けた投資も加速すると分析する。
今期連結業績でも増収増益を見込む。