2025.04.30 スミダ、1~3月連結は営業増益

 スミダコーポレーションの2025年12月期第1四半期(1~3月)連結決算は、減収ながら営業増益となった。前年度から進めてきた損益分岐点引き下げ施策が増益に大きく寄与した。

 市場別売り上げは、車載関連は、xEV関連の売り上げは好調だったが、欧州系メーカー向け製品の需要が低迷し、前年同期比3.7%減。インダストリー関連は、欧州でのxEV向け急速充電インフラ関連需要の減少や、太陽光発電関連の投資手控えなどが響き、同2.4%減。家電関連は、生成AI(人工知能)搭載モデルの販売開始などもありノートパソコンやタブレット端末、スマートフォン関連の需要が回復したことで、同3.9%増となった。

 通期連結業績は従来予想を据え置いた。