2025.05.12 立花エレテック、3月期連結は減収減益

 立花エレテックの2025年3月期連結決算は減収減益。FAシステム、半導体デバイス事業は、流通在庫の調整が長期化し減収。一方、施設事業は過去最高実績となった。

 FAシステム事業は、FA機器分野で低圧配電制御機器が堅調。一方、前年が製品供給の回復によって大幅伸長したことによる反動でプログラマブルコントローラーなどが減少。産業機械分野は工作機械と自動化設備が伸長。産業デバイスコンポーネント分野は、在庫調整の影響を受けた。

 半導体デバイス事業は、半導体分野でメモリーが大幅に伸長。そのほかの機種は顧客の在庫調整などで減少。電子デバイス分野はSSDなどが伸長した。

 施設事業は、パッケージエアコンなどがリニューアル需要を受けて伸長。エコキュート、LED照明も好調。その他は、MMS分野などが伸長した。

 今期連結業績は増収減益を見込む。