2025.05.12 東京コスモス電機、3月期連結は売上高横ばい
東京コスモス電機の2025年3月期連結決算は、売上高が横ばいで大幅減益だった。原材料費の高騰と研究開発への注力が影響した。
可変抵抗器は売上高が前期比1.7%増、セグメント利益が同2.4%増。需要増加や在庫調整の解消による受注回復が下支えした。
車載用電装部品の売上高は同1.9%増、セグメント利益は同12.5%増。国内自動車メーカーの生産が堅調に推移した。
その他部門は売上高が同49.5%減、セグメント利益は同43.7%減だった。
なお米中関税政策の影響や各国の景気後退の懸念、急激な為替変動リスクなどを踏まえ、今期連結業績予想は合理的な予想が可能になった時点で開示するとした。