2025.07.02 マクセルが硫化物系全固体電池の容量劣化メカニズムを解明 安全・信頼性に優れた製品開発に道
液系リチウムイオン電池と全固体電池の反応様式の差(出所:マクセル)
マクセルは、次世代電池技術の要として注目される硫化物系全固体電池容量劣化のメカニズムを明らかにした。全固体電池は理論的に長寿命で寿命予測がしやすいと想定されているが、実際に長寿命化を実現するためには容量劣化メカニズムの解明とそれに基づく寿命予測が重要となる。
同社が全固体電池の容量劣化メカニズムを詳細に分析した結果、材料自体はほとんど劣化せず、電極間のSOC(State Of Charge)バランスずれが主な容量減少要因であ... (つづく)
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