FDKは17日、水素ステーション向けや燃料電池向けなどの水素貯蔵タンク用の材料として高容量AB2型水素吸蔵合金を新たに開発した。新製品は7月から一部需要家向けにサンプル提供を開始し、10月以降の量産出荷を予定する。

　新製品は①水素貯蔵量の体積効率が液体水素の約2倍、高圧水素ガスの約7倍②重量当たりの水素貯蔵量がAB5型比で約20％向上③安定性に優れた水素放出圧力④使い勝手に配慮した活性化（水素を効率的に吸蔵・放出させるための...　　(つづく)