2025.08.01 米金利、5会合連続維持 「トランプ関税」見極め 理事2人が異例の反対 FRB

 【ワシントン時事】米連邦準備制度理事会(FRB)は7月30日の連邦公開市場委員会(FOMC)で、政策金利の据え置きを決めた。利下げの見送りは1月以降、5会合連続。トランプ大統領はFRBに利下げを再三求めているが、高関税政策が物価上昇を招く恐れを警戒。金利を維持し、「トランプ関税」の影響を見極める構えだ。

 政策金利を年4.25~4.50%に維持することを賛成多数で決定。ボウマン副議長(金融規制担当)とウォラー理事の2人が、今会...  (つづく)