2025.09.04 旭化成、電気学会「基礎・材料・共通部門」論文賞を受賞 テラヘルツ分光によるポリエチレンの分子量推定法の開発で

 旭化成の「テラヘルツ分光〈※1〉によるポリエチレンの分子量推定法」の開発における研究成果が、電気学会の「令和7年 基礎・材料・共通部門」論文賞を受賞した。受賞講演をきょう4日、開催中の電気学会同部門大会で行う。

 同技術は、溶剤を用いず、サンプルに触れず、約1分という短時間でポリエチレンの分子量を測定する手法。ポリエチレンの研究開発や生産現場における品質管理の効率化に貢献する。

 ポリエチレンは食品包装材や...  (つづく)