マスプロ電工は、ワイヤレスカメラセット「WCシリーズ」にブラック色を追加し、12月上旬より順次発売する。 

　「簡単セットですぐ映る」をコンセプトに開発した、モニターとカメラを無線で接続できるワイヤレスカメラセットは発売から8年が経過。存在を主張しすぎないカメラを希望する声が寄せられるようになった。今回、ダーク系の住宅外壁やシャッターの色に調和するブラック色のカメラを加えたセンサーライト付きワイヤレスカメラセット2機種と、ブラック色の増設用カメラ2機種を発売する。

　新製品は、300万画素で撮影ができ、カメラとモニター間の配線は不要。モニターの電源スイッチを入れるだけで、モニターにカメラで撮影した映像を表示できる。また、タッチパネルの操作で簡単に設定できるため、パソコンによる操作の必要がない。 

　センサーライト（白色LED）・警告音機能搭載モデルは、人の動きを感知すると自動でライトが点灯し、不審者を威嚇する。 

　カメラのスピーカーから警告音を発報するほか、モニターからの遠隔操作でも発報できる。 

　モニター、カメラともにマイクを搭載したモデルは、カメラのスピーカーを通じて、スマートフォンのアプリからも来訪者と通話できる。 

　暗くなると、自動で赤外線撮影に切り換わる。防じん・防水性能IP66対応のカメラであるため、屋外でも設置でき、別売りの増設カメラをモニターに接続すれば最大4台まで同時に撮影できる。 

　カメラの人感センサーが動きを検知するとモニターに知らせることもできる。インターネットに接続すればスマホやタブレットへの通知も可能だ。 

　ズーム表示機能もあり、テレビや外部モニターへ映像や音声を出力できる。USB接続の専用外付けハードディスクや市販のmicroSDカードに録画もできる。