2026.01.26 Dynabook、AI PC戦略を強化 Copilot+ PC準拠の新2機種 JBSと協業し業務活用を後押し
独自のAI機能を強化したAIPC新製品
Dynabookは、法人向けAI(人工知能)機能搭載パソコン(PC)の新製品2機種を発表するとともに、日本ビジネスシステムズ(JBS)との協業を明らかにした。2026年にAI PCの活用拡大が見込まれる中、新製品はCopilot+ PCに準拠し、AI活用支援機能や遠隔からのデータ削除機能などを搭載する。価格は後日発表する。
新製品は、「インテル Core Ultra プロセッサー(シリーズ3)」を搭載した13.3型プレミアムモバイルノートPC「dynabook X83/PA」と、16.0型大画面ビジネスノートPC「dynabook B86/PA」の2機種。受注は22日から開始した。
生成AIを含むAI技術は、業務効率化を進める上で不可欠な存在となりつつある。Dynabookは、AIを単なる補助ツールではなく、業務を支える「戦略的パートナー」と位置付ける。AI PCも2026年の国内市場で5割を占める見通しとしており、普及拡大を見据えた製品戦略を強化する。
新製品では、高いAI処理性能と電力効率を両立する「インテル Core Ultra プロセッサー(シリーズ3)」を採用するとともに、独自技術「dynabook エンパワーテクノロジー」を搭載した。さらに、同社独自のAI機能も実装し、AIの実業務での活用を後押しする。
搭載するNPU(AI処理に特化した専用プロセッサー)は最大毎秒約49兆回の演算性能を実現し、クラウドを介さずPCローカル環境でAI機能を利用できるのが特徴。情報を外部に出さずに処理できるため、安全性と快適性の両立を図った。
独自AI機能として、PCローカルで翻訳や要約などが行えるローカル生成チャットボット「dynabook AI アシスタント」のほか、最適なバッテリー制御を行う「AIパワーオプティマイズ」、顔検知によるプライバシー保護を支援する「AIプライバシーアシスタント」、遠隔ハンドサイン操作に対応する「AIハンドコントロール」を搭載した。
JBSとの協業では、新製品を含む今後発売する法人向けPCに、Copilotを無料で学べるe-learning「JBS AI Starter Learning」を提供する。コンテンツは「プロンプト初級編」など入門編を中心に、13本の動画で構成した。クラウドソリューションに強みを持つJBSとの連携により、AIの業務活用を促進する狙いだ。
このほか、同社はPCアセットモニタリングサービスを強化し、リモートからのデータ消去機能を追加した。LCM(ライフサイクルマネジメント)運用サービスとの連携も進め、新製品から対応する。
22日で東京内で新商品説明会を開き、須田淳一郎商品統括部統括部長、小川岳弘NCCソリューション戦略部部長、杉野文則国内PC事業本部国内マーケティング本部本部長が登壇した。









