2026.03.03 NTTとNTTドコモ、5Gスライス通信の安定性を事前推定 世界初の技術を商用網で実証
NTTとNTTドコモは3日、高速通信規格5Gのネットワークスライシング環境で、用途ごとの通信要件の達成見通しを事前に推定する技術の実証に世界で初めて成功したと発表した。商用5G網を用いた検証で、スライス単位での通信適合性を高精度に予測できることを確認した。
同技術は、電波品質や無線多重数などの中間指標を機械学習で推定し、スライス特性に応じて補正する仕組みである。従来の設備全体ベースの概算に比べ、推定誤差を約51%低減した。結果はヒートマップで可視化でき、エリアごとの通信充足見込みを把握できる。
災害対応や産業用途など、安定通信が求められる分野での活用が期待される。今後は遅延など複数要件への拡張を進め、4G設備に依存しない独立型の5G通信方式である5G SA(スタンドアローン)時代のスライシング高度化につなげたい考え。







