2026.03.11 NSW、昭和記念公園で設備管理DX実証 IoT・AI活用でスマートメンテナンス検証

 NSWは、国営昭和記念公園(東京都立川市・昭島市)で設備管理のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する実証実験を13日から開始する。複数のDXソリューションを組み合わせ、設備管理業務の高度化と省力化を検証する。

 昭和記念公園は開園から40年以上が経過し、施設の老朽化に伴う修繕費用が増加している。2025年11月には開園以来最高の月間入園者数を記録するなど、多くの来園者が訪れている。安全で快適な公園運営を維持するため、管理運営の効率化と高質化が課題となっている。

 今回の実証では、設備点検業務の省人化・効率化を図るとともに、紙帳票のAI(人工知能)によるデジタル化やIoTを活用した園内オペレーションの高度化、遠隔支援による専門技術者の最適配置などを検証する。AI搭載IoTカメラ、スマートグラス、AI-OCR(光学式文字認識)、スマートゴミ箱などの技術を活用し、実運用環境で各ソリューションの有効性を評価する。

 実証では、業務効率化や品質向上、環境負荷低減などの効果を定量的に測定する。得られた知見を基に、昭和記念公園での本格導入を目指すとともに、標準化を見据えたスマートメンテナンスの運用モデルを構築したい考えだ。

 将来的には国営公園や自治体管理公園への展開も視野に入れ、公共施設管理の高度化と持続可能な社会づくりへの貢献を目指すとしている。