2026.03.17 メイコー、長野FCLコンポーネントの完全子会社化を決定 EMS事業における開発リソースを拡充

 メイコーは、FCLコンポーネント(東京都品川区)の複合事業(EMS事業)の譲受のため、同社の完全子会社である長野FCLコンポーネント(NFCL、長野県飯田市)の全株式を取得し完全子会社化することを決めたと発表した。EMS(電子機器受託製造サービス)事業における開発リソース拡充につなげる。

 NFCLは、開発・設計・製造の各領域で高い専門性を有する技術者を多数擁している。メイコーは、NFCLをグループに加えることで、NFCLが保持する技術などを活用した製品の提案につなげていく。NFCLの買収により、同社の製品ラインアップに、キーボード、タッチパネル、サーマルプリンター、コネクター、サーバーコントロールユニット、車載電装ユニット、無線モジュールなどが加わり、技術開発力の一層の強化を図ることで、成長スピードを一段と加速させる。

 同社は、FCLコンポーネントが保有する複合事業を、完全子会社のNFCLに対して会社分割(吸収分割)により承継させた後、NFCLの全株式を取得し完全子会社化する。譲渡価額は非開示。事業開始日は今年6月1日を予定。

 メイコーは、EMS事業では、ODM対応から自社製品の開発までのトータルソリューションビジネスの展開により、電子機器事業型ODM/EMS企業を目指しており、年々事業規模を拡大させている。EMS/ODM市場は、自動車産業における電動化・自動運転化、生成AI(人工知能)普及に伴う高性能サーバー需要の増大などを背景とした構造的な拡大局面にあり、開発リソースの拡充が喫緊の課題となっていた。