2026.05.15 関西ネプコン ジャパン盛況 電子部品・材料各社が技術提案 Photonixも同時開催
多くの来場者でにぎわうネプコンジャパンの関西会場
エレクトロニクス開発・実装展「[関西]ネプコン ジャパン」、光・レーザー技術展「Photonix」などの各種展示会(主催=RX Japan)が大阪市住之江区のインテックス大阪で開かれている。会期は15日まで。最先端の電子部品・材料、プリント配線板、実装・製造装置、EMS、光計測器・光分析装置などを扱う企業が出展し、最新の製品やシステムを披露した。
ネプコン ジャパンの大阪開催は2回目。前回は合計610社が参加し、3万6000人以上が来場した。今回は620社が出展し、3万9000人の来場を予定している。会場では、電子部品・材料、製造装置、パワーデバイスなどの関連企業が、製品を実機ベースで紹介した。
ジャパンユニックスは、次世代はんだ付け自動機ヒーターを披露した。ワンタッチで先端部分を交換でき、ダウンタイムの短縮に貢献する。300Wヒーターを内蔵した一体構造により、温度低下に即応できる。新型卓上ロボット「UNIX-DFR」シリーズも展示した。温度調整器との一体構造で省スペース化にもつながる。参考出展として、放射温度計を確認するための非接触温度測定器も用意した。
スクリーン印刷機の製造・販売を手掛ける桜井グラフィックシステムズは、リリースしたばかりの新型スクリーン印刷機「MS-102DDS」をブースで実演した。印刷シリンダーをサーボモーターで直接駆動させることで、印刷精度の向上を可能にした。操作パネルも最適化し、初心者でも扱いやすい操作性を実現した。
マルエム商会は、12インチエピ付きウエハー(TYSiC社)を日本で初公開した。8インチSiCウエハー(Jing Cheng社)など、多様な取り扱い製品も展示した。ウエハーのほか、チップからデバイスまで、ウエハー周辺の関連製品を幅広く扱う点もアピールした。西岡隆夫代表取締役社長は「関西で当社の製品をアピールすることが狙い。初日の午前中から多くの人に来場してもらっている。海外の人も訪ねてくれた」と話す。
ニホンゲンマは、低銀ソルダペースト「PW231-ST355-GQ-CC-1」「PW233-ST155-GQ」などをパネルで紹介した。銀の使用量を抑えることで、材料コストや管理コストを削減できる点を提案した。常温保存が可能なソルダペースト「SB58-COSMO-NH-T4」「SB35-COSMO-NH-T4」も紹介し、輸送コストを抑えられる点を訴求した。
東亜無線電機は、圧力計などアナログ計器類の遠隔監視に対応したクラウドサービス「SaltaWeb」と、設備単位や機器単位で電力状態を可視化する「電力監視システム」をデモ展示した。ブースではアナログ計器とSaltaWebをつなぎ、手動の圧力ポンプで空気を送り込むと、計器の変化をクラウド経由で画面に表示するシステムを実演した。
Photonixは、レーザー加工機、光学部品・材料、光計測器・光分析装置などが出展する光・レーザーの専門展。総合展「高機能素材 Week[大阪]」の中の1つの展示会で、検査・測定・分析機器など素材産業に関わる幅広い技術が出展している。
同展ではレーザーテックが、業界唯一の白色コンフォーカル光学系を搭載したコンフォーカル顕微鏡を出展した。ハイブリッドレーザーマイクロスコープ「OPTELICS HYBRID+」は、2つのコンフォーカル光学系をベースに、微分干渉観察、垂直式白色干渉測定など6つの機能を搭載する。複数の装置をそろえなければ実現できなかった観察・測定を1台で可能にした。使用領域の広さを生かし、総合的に来場者が集まる同展示会でアピールを強化した。










