2026.05.15 デンキョーグループHD、26年3月期は減収増益 粗利率高い自社ブランド商品が寄与
デンキョーグループホールディングスの2026年3月期(25年4月~26年3月)連結決算は、競合他社との競争激化で減収となった一方、粗利率の高い自社ブランド商品の展開に積極的に取り組んだことなどにより増益となった。
売上高は前期比4.1%減の520億9700万円、営業利益は同62.6%増の1億7600万円、経常利益は同40.7%増の4億500万円、純利益は同21.7%減の3億2900万円となった。
主要取引先である量販店やホームセンターなどがプライベートブランド(PB)商品の販売に注力するなど競争環境が激化し、卸売業の売り上げが減少した。
セグメント別では、生活家電販売事業の売上高は同5.6%減の405億7700万円、損失は5100万円。日用品販売事業の売上高は同2.6%増の94億9800万円、利益は同37.3%増の2億4700万円。不動産賃貸事業の売上高は同8.2%増の4億1100万円、利益は同12%増の2億8300万円。
27年3月期の通期連結業績予想は、粗利率の高い自社ブランド商品の開発強化などにより、売上高は561億円、営業利益は6億6000万円、経常利益は8億1000万円、純利益は6億2000万円で増収増益を見込む。4月1日には、広告代理業やイベント事務局運営などを行うトムスエージェンシー(東京都渋谷区)を子会社化しており、高瀬一郎社長は「モノの売買だけでなく、+αとして、イベントの提案ができるなどシナジーを生み出せる企業がグループ会社となったことで、売り上げにもつなげたい」と話した。



