2026.05.18 中興化成、長崎県松浦市に半導体用生産拠点を増設、起工式を実施
新工場の完成イメージ
中興化成工業(東京都港区)は、長崎県松浦市で、半導体用生産拠点増設に向けた起工式を実施した。半導体需要拡大への対応のため、「F1(エフイチ)松浦工場」(長崎県松浦市)の敷地内に新工場「F1 EAST WING2」(略称=EW2)を増設し、PTFE(フッ素樹脂)素材などの生産能力を増強する。竣工時期は2027年1月末を予定する。
拠点増設の目的は、半導体需要の拡大を見込んだPTFE素材などの生産拡大のほか、素材生産と、隣接するF1 EAST WING1(略称=EW1)での切削加工を一気通貫で行う安定供給体制の強化。今年5月から着工し、27年1月末の竣工を予定する。所在地は、松浦市今福町北免1642ー12。建築面積は2870m²。完成後は同社の半導体関連の中長期的な成長を支える拠点となる見込み。
起工式は4月27日に現地で実施され、関係者19人が出席し、工事の安全と事業の円滑な推進を祈願した。
新工場稼働後の生産能力は、従来比倍増を予定。人員採用は50人程度を目標とする。設備投資額は非公開。EW2は、同社の松浦地区工場としては7拠点目となる。
同社は1963年創業のフッ素樹脂などの高機能樹脂の総合加工メーカー。フッ素樹脂は、耐薬品性・耐熱性・滑り性に優れ、半導体・自動車・通信・医療など多くの業界で幅広く採用されている。









