2026.06.05 融資枠利用、コロナ上回る伸び 4割増、中東緊迫で資金確保

 中東情勢の緊迫化を受け、企業が手元資金の確保に動いている。銀行が取引先に設定する融資枠の利用額残高は、4月末に前年同月比39%増の12兆7233億円と、新型コロナウイルス禍の最中だった2020年春を上回る伸びを記録。原油高などで仕入れ費用が膨らんでも、運転資金が不足するのを避ける狙いがあるとみられる。金融機関も顧客の情報収集を強化したり、特別融資を開始したりして、企業の資金繰りを支援する構えだ。

 融資枠は「コミットメントライ...  (つづく)