2026.06.30 旺盛な需要に万全の生産体制 パナソニック HVAC & CCエアコン事業部草津拠点

フル生産で旺盛なエアコン需要に対応するエアコン事業部草津拠点の生産ライン

商品供給に万全の体制で臨むと話す西事業部長商品供給に万全の体制で臨むと話す西事業部長

 パナソニック HVAC & CCは、ルームエアコン夏商戦本番を迎え、「エオリア」生産を担うエアコン事業部草津拠点(滋賀県草津市)でフル生産が続いている。

 2026年度は、ルームエアコンの省エネ規制が大幅に引き上げられる27年度を控え、ユーザーの買い替え意識が顕在化し、旺盛な需要が続いている。

 業界全体では、すでに春先から前年を大きく上回る推移を見せている。エアコン生産も早くからフル回転での対応を迫られ、商品供給は万全の体制で臨んでいる。

 同社は6月25日に草津拠点でエアコン事業に関する説明会を開いたが、西暢彦エアコン事業部長は、中東情勢の影響にも触れ「今シーズンが始まる前には影響を受け苦戦した」とする。

 「いろいろな部材が入ってこないということで、春先くらいから仕入先を変更するとか、調整するといった社内的な取り組みを多く実施し、現時点で(影響は)落ち着いている」(西事業部長)と語った。

 一方で、「エアコンの需要は旺盛で、1台でも多くお届けするよう取り組んでいる。とりわけ今期はトップランナーに関わる需要を見越し、昨冬から多めの生産で臨んでいる」(同)という。

 ただ、現状はその増産計画をさらに上回る勢いの需要があるとする。「4~5月には前年の1.2倍から1.3倍の需要があり、これに対応すべく、シフトをしっかり組んでフル生産で臨んでいる。」(同)と話す。需要については「足元は落ち着いてきた」(同)とする。

 「国内市場は成熟市場となっているが、(専門店や量販店など)市販ルート、住宅メーカーなど設備ルートそれぞれに向けた品ぞろえを充実させており、今後販売のトップラインを上げていく」(同)方針だ。

 草津拠点のエアコン(室内機)生産ラインは3ラインあり、現状は約3000台/日で生産している。生産効率の向上や自動化・省人化など、さまざまな改善を施し、さらに生産能力の向上に力を入れていく。