2026.07.29 村田製作所、共創プロジェクト 最優秀賞2組、敢闘賞4組を決定 アイデア実現へ共創を推進
「KUMIHIMO Tech Camp with Murata」で最優秀賞2組と敢闘賞4組が決まった
村田製作所は28日、共創プロジェクト「KUMIHIMO Tech Camp with Murata」で、最優秀賞2組と敢闘賞4組を決定したと発表した。最優秀賞には、国立がん研究センター東病院・立命館大学による「確率共振電気刺激を用いた味覚向上ウェアラブルデバイス」と、北海道大学・YAMAMORIによる「林内自律航行ドローンによる森林調査の無人化・自動化プラットフォーム」を選んだ。
同プロジェクトは、一般向けに販売していない同社の電子部品(センサーや通信モジュールなど)をスタートアップや大学に提供し、これまで実現が難しかったアイデアの具体化を目指す。試作品の製作支援や事業化に向けたさまざまなサポートを通じ、市場ニーズに応える新たなサービスやソリューションの開発に共同で取り組む。
「ムラタのハードをあなたの武器に。」を掲げる同プログラムには、2025年度も社会や産業の変化を見据えた多様な視点によるアイデアが多数寄せられた。アイデアの募集期間は2025年12月5日から2026年3月13日まで。厳正な審査の結果、最優秀賞2組と敢闘賞4組を選出した。
最優秀賞に選ばれた「確率共振電気刺激を用いた味覚向上ウェアラブルデバイス」は、味覚の低下を改善し、食の楽しみを取り戻すことを目指すウェアラブルデバイス。確率共振電気刺激の技術で味覚を向上させ、味覚が低下した人が食べる喜びを取り戻せるデバイスの開発を進める。
同じく最優秀賞の「林内自律航行ドローンによる森林調査の無人化・自動化プラットフォーム」は、日本の林業が直面する問題をテクノロジーで解決することを目指す。森林資源の管理・調査に使う技術の開発を進めている。
このほか、敢闘賞には、ExHの「AI化ドローンに対する急速充電ネットワークの構築」、eロボティクスの「光ファイバーと小型硫化水素濃度センサを用いた下水管路内硫化水素濃度測定手法の開発」、クラウドセンスの「クラウド型胎児妊婦モニター用無線電極の開発」、コクリエの「インフラ構造物の予防保全を実現するマルチセンサIoTモニタリング『Monita』」を選んだ。
今後は、最優秀賞に選ばれたアイデアの実現に向け、受賞者との共創を進める。









