2026.08.06 エジプト・メキシコでの教育事業採択、文科省応援プロジェクト カシオ
エジプトでの関数電卓を使用した教師研修のようす
カシオ計算機は、エジプトとメキシコでの数学教育事業が文部科学省の2026年度「日本型教育の海外展開(EDU-Portニッポン)応援プロジェクト」に採択されたと発表した。今回のプロジェクトへの採択を通して世界各国の学校で関数電卓の活用を促進し、教育発展への貢献を目指す。
EDU-Portニッポンは、日本型教育の海外展開推進を目指した官民協働で取り組む事業。同社は、教師トレーニングや教材開発などの「GAKUHAN」活動を継続的に展開しており、今回エジプト、メキシコでの活動が評価された。
昨年度に続き3期目の採択となるエジプトでは、教育・技術教育省(MOETE)やエジプト日本学校と連携し、関数電卓を活用した探究型授業の導入支援を行っている。生徒の主体的な学びと数学的思考力の向上を目的に、数学教師向けの研修を定期的に実施。公立校では、1年間で約100人のトレーナーを通じて研修を実施し、延べ5200人以上の教師が参加している。
第3期となる今回も、EDU-Portニッポン応援プロジェクトで構築した教師研修スキームを活用し、関数電卓を活用した探究型授業の実践と定着を支援していく。
初めての採択となったメキシコでは、数学教師の指導力向上を目的としたGAKUHAN活動を開始する。今回のプロジェクトでは、関数電卓を活用した現地カリキュラムに沿った授業設計を支援する研修に加え、授業での関数電卓の活用力を高める研修の2種類を実施。模擬授業や指導案作成などの日本の教師研修で一般的な手法を導入し、実践的な学びを取り入れる。
CRM(顧客管理システム)を応用して研修の効果検証や教師の関数電卓活用レベルに応じたサポートを行い、研修終了後も継続して指導力向上を支援する仕組みの導入を計画している。今回の取り組みで得られた成果は、今後の他国展開にも活用していく考えだ。








