2026.09.08 ダイソン、歯間検知カメラ搭載の電動歯ブラシ 効率的な歯垢除去実現
電動歯ブラシの新製品「Dyson CameraJet」
ダイソンは、AI(人工知能) 搭載カメラが歯間を検知し、ジェットで歯垢(しこう)を除去する電動歯ブラシ「Dyson CameraJet(ダイソン カメラジェット)」を発売した。歯間をリアルタイムで捉え、必要な箇所へ正確にマウスウオッシュをジェット噴射して効果的な歯垢除去を実現する。
歯ブラシでは届きにくい歯間の汚れや歯垢を取り除くフロスは、虫歯や歯周病の予防に効果的だ 。一方で、「歯間を見つけにくい」「手間がかかる」といった課題からフロスを実施している人は少ない。この課題を受け、同社はカメラや機械学習、先進的なブラッシング技術を掛け合わせた新製品を開発。ダイソン シンガポールのHead of Design Engineeringのスティーブン・オン氏は、新製品を通じて「口腔(こうくう)ケアをより効果的・革新的で心地よくしていく」と話す。
新製品は、10万ピクセルのマクロレンズカメラを搭載し、独自のAI機械学習アルゴリズム「Gap Optical Targetingテクノロジー」によって制御している。毎秒28枚の画像をリアルタイムで解析して歯間を捉え、0.1秒以内にジェット水流を噴射する。
従来の口腔洗浄器は、鋭く直線的な層流を噴射する針状のジェット水流を使う。歯垢を突くように点で捉えるが、粘着性のある歯垢を十分に除去することは難しかった。新製品は独自の円すい状のジェット技術を採用し、広がりのあるスプレーを噴射。広い範囲を一度に洗い流すことで歯垢を効果的に除去するとともに、より広い圧力範囲で作動するよう設計されているため、歯茎やエナメル質への負担を抑える。
ダイヤフラムポンプと圧力チャンバーを備えた「アンチグラビティタンク」には、1回のブラッシングでも効果的に洗浄できるよう、適量の水やマウスウオッシュを入れられる。タンク内への空気の混入を抑え、ジェット水流を途切れることなく噴射する。
約3秒で歯ブラシへのマウスウオッシュ補充できる充電ドックも用意した。本体を立てた状態で衛生的に保管できる収納スペースとしても活用できる。
ブラシヘッドは、より広い範囲の歯の表面に届くよう設計。2種類のブラシ毛を採用しており、硬めの内側のブラシ毛が歯の表面の着色汚れを除去し、白い歯へ近づける。外側のやわらかいブラシ毛は、歯茎の境目を優しく磨く。
各ブラシヘッドには「RFIDタグ 」を搭載しており、本体への装着を認識すると使用回数を記録。交換時期が近づくとユーザーに通知する。
ブラッシングには、可変式の音波振動技術を採用し、振動角度を変化させることで、ブラシ毛が常に動き続けるよう設計。より多くの歯垢を取り除ける。
「MyDysonアプリ」との連携でカメラの映像をリアルタイムで見ることができ、歯科医のような視点で口腔内の状態を確認できる。クリーニングガイドや使用方法を紹介する動画なども用意しており、「アプリを通じてうまく歯磨きができているかを確認できる」(オン氏)という。










